炎
- [2009/10/10 ]
人里はなれた湖のほとりに謎の集団によって俺は監禁されていた。
立ち入り禁止と書かれた立て札を無視し、興味本位で廃墟のように崩れかけた施設に忍び込んだのが原因だろう・・・。
なにしろいきなり後ろから殴られ気絶してしまい、眼が覚めたときには汚い牢獄のようなところにいたので閉じ込められた理由がよく分からなかった。
なにやら人が歩いてくる気配がする。
「大丈夫ですか?」小声で話しかけてきたのは少女の声だった。
「た・・助けてくれ!いきなりわけも分からずこんなところに入れられてしまった!」
「いま開けますからちょっと待って。」少女はそう言うと
「バキンッ!!ギギギ・・・。」
物凄い音とともに扉は開いた。鍵を回すような音はしなかったようだが?
「こっちから建物の外に出ましょう。」
少女の格好は薄く体にぴったりした変な服を着ている。
「助けてくれてありがとう。君もやつ等につかまって閉じ込められたのかい?」
少女が指差した方向に走りながら尋ねた。



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